以前書いたオシレーターのインジケーターは加減乗除の関数が含まれていました。それを変数で置き換えることもできますし、数値をインプットで置き換えることもできます。今後ストラテジー作成とバックテストのことを考えると知っておいた方がよいと思いますので変数に置き換える練習をしてみましょう。オシレーターのインジケーターの作成についての記事をこちらを参照ください。
【EasyLanguage②】インジケーター | 加減乗除(オシレーターの作成)
変数とインプットを用いてコーディングする練習
前に書いた記事にも使っていますが、5本前の足の終値と現在の足の終値の差を見るオシレーターのコードはこのようなものでした。
Plot1(Close – Close[5], “終値5足前差”);
Plot2(0, “ゼロライン”);
これを変数とインプットを用いて書き換えると以下のようになります。
Input: L(5);
Vars: DClose(0);
DClose = Close – Close[L];
Plot1(DClose, “終値L足前差”);
Plot2(0, “ゼロライン”);
変数は上記のように宣言しなくてもValueNで代用できるます。Nは0~99までの番号を付けることが可能です。ゼロラインを緑に変えてチャートに表示してみるとこのようになります。
Input: L(5);
Value1 = Close – Close[L];
Plot1(Value1, “終値L足前差”);
Plot2(0, “ゼロライン”, Green);
さらに変数や関数、インプットを使ってインジケーターの練習をしたい方はこの記事もご参考ください。
【EasyLanguage④】インジケーター | モーメンタム
参考文献: